VEDAチャンティング(詠唱)に参加、学んできました

現存する世界最古の聖典であるVEDA(ヴェーダ)。
ヨガもこの教えの中から始まっています。
ある本によりますと
「ヴェーダは無限であり、永遠の真理の啓示としてリシ〔聖仙〕たちに啓示されたものですが、人類への恩恵のために聖仙ヴィヤーサによって集大成され、三編の賛歌集において提示されました。
それが、リグ ヴェーダ、ヤジュル ヴェーダ、サーマ ヴェーダです。」

と、書かれています。

今回唱えたのは、すべてのヴェーダの真髄といわれるルッドラムの詠唱です。

100人近い人たちの声が一つとなってチャンテイングが続いていく、その波動の中で数時間を過ごさせていただきました。
私はサンスクリット語を正確に発音することはとてもできませんが、リードして詠唱される人たちはそれらを全て暗記して唱えておられます。

書物によりますと
「ルッドラムは、すべてのヴェーダの真髄といわれ、至高の神(シヴァ神)の一切普遍相を描写した非常に神聖なマントラです。
ルッドラムのもう一つの重要な特徴は、ナマカとチャマカという二つのパートの間にある一体性(エーカットワ)です。
ナマカが無執着という側面 を強調するのに対して、
チャマカは願望という側面を強調します。

ですからヴェーダは聞かなければなりません。
それは、分析したり、判断したり、評論をしたりすべきものではありません。
ヴェーダに耳を傾ければ法悦が得られます。
そのため、ヴェーダはシュルティ(聴かれたもの)と呼ばれています。

ですから、単にヴェーダの詠唱に耳を傾けるだけでも、神意識が生まれ、聞くものに至福がもたらされます。
こうして得られた至福は、その人の言葉や行為となって表れて、周囲に至福が広がります”」

このVEDAの波動がみんなの心に届いて、争いの気持ちが安らぎに変わっていきますように。
   

 Om Shanti Shanti Shanti