5月5日にショウブをお風呂に入れて入りました
菖蒲は昔から病邪を払う薬草だと考えられていたようです。
アーユルヴェーダの浅貝先生の話によりますと、
「ショウブはこの時期に乱れやすいカパを調整してくれる植物で、ヴァマナ(催吐法)に使う薬の一つでもあります。
効能は便秘、腹部膨満感、腹痛、てんかん等です。
面白い事に、カパやブータ(霊)が原因で起きる精神病にも効果があるあります。アーユルヴェーダの精神病には2種類あり、精神が原因のものと霊が原因のものがあり、もしかしたらこの時期におこる五月病は心だけの問題ではないかもしれませんね(笑)
もちろんアーユルヴェーダにはこの時期にショウブ湯に入る事はのっていませんが日本にある良い習慣だとアーユルヴェーダ的に思います。
こういう伝統行事や宗教行事をサンスカーラといいます。アーユルヴェーダはサンスカーラが心や体に影響をあたえるといいます。
もしかしたら今の現代人には一見迷信に見えることが、聖者や賢者には原因と結果が見えていて、そのための予防線をはっていたのかもしれませんね。」というお話でした、う〜ん、何となく納得!!
日本のいろんな習慣にはちゃんと意味があるものですね。