伊勢合宿
一度は訪れてみたかった伊勢神宮でのヨガ合宿(10/10〜12)に参加してきました。
天照大神さま(伊勢神宮に祀られている神様)の光に包まれているかのような快晴の 3日間、 5人の先生の講義を通してまたヨガを深めることができました。
合宿2日目は早朝6:30に集合して正式参拝をしてきました。 人気の少ない凛とした空気の中、俗界と聖域との境目である宇治橋の鳥居の間から仰 ぎ見たご来光は忘れることができません。 その太陽の光を浴びながら、踏みしめる玉砂利から「リンリーン」と鈴の音のような 響きを感じ、樹齢700年を超える神杉に触れ、正式参拝を終えて宇治橋を再び渡り 終えた3時間半後には自分の中がす〜っと浄化されていくようなとても気持ちの良い 感覚を味わいました。 まさに『聖域』なのでしょう。
今、神宮は20年に一度の『式年遷宮』(お宮を新しくすること)の真っ最中。 その目的は「常若(とこわか)」。 20年に一度行うことで、宮大工の技術も後進へと受け継ぎ、国も人々も常にみずみ ずしくありましょうということ。 ヨガでも「生命は常に変化を望んでいる」と沖縄の石川先生がお話くださいました。 そのときに引用された言葉がこの「常若」。
安定してしまうとなかなかそこから一歩を踏み出しにくくなるのは人間の常。 でも、受動的でなく能動的に変化と付き合っていきたい。 その勇気を、心持を、神宮のこの「常若」から学びました。 平成25年には新しいお宮になります。 またその時に訪れたいなと思います。