広島合宿レポート

【宮島合宿(2010年7月17日~19日)の感想文】
私は、今四世代同居の八人家族です。9月に入ると九人になる予定です。九十才の義父を頭に下は四才の孫がおります。九十才の父は胃瘻(ろう)をしておりますので1日3回栄養をそこから採り生命力維持をしております。欠かすことの出来ない在宅介護の一つです。その現状の中で私が合宿に参加することは、大変なことで、ショートステイに頼みましても満員であると断わられました。もう縁がなかったのだと諦めかけた時、主人が1年に1回の有給休暇だと思って行ってきたらと後押しをしてくれ色々な方達のお世話になることで、なんとか念願の合宿に参加することが出来ました。ありがたいことです。そんな思いを抱いて始った二泊三日の合宿の始まりです。

なんと申しましても、今回の楽しみは、インドから来日されたカマル先生の実践指導です。熱のこもった授業は時間のたつのを忘れてしまいました。私も壇上にあがりポーズの修正をしていただき、カマル先生のエネルギーを頂いたような気がいたしました。
次に沖縄から来られた石川先生は、笑いの行法ということで講義されました。笑うことにより自然治癒力も高まり病気も治る、いかに呼吸法が大切かということを学びました。
次に山本先生には、前屈・ラクダ・ねじりとか色々なポーズがあるが、そういうポーズは精神的ヨガに到達するための通過点のヨガであると気づくことを教えられました。よく入野先生が授業の中で「ヨガは、体操ではないのですよ。もっと深いものですよ。」とおしゃっておられることの再確認でした。
次に松尾先生には、正体法について学びました。ヨガとは、真我とつながる一体となるものである。冥想とは、真我とつながるためにするものであると学びました。ヨガの深さを感じとり、これからがスタートラインに立ったような気がいたします。入野先生達三人のさか立ちもすばらしかったです。
最後に開催県の諸先、生色々とお世話様になり有難うございました。お疲れ様でございました。
広島 田阪潤子
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大阪 H.O
.カマル先生のヨガ指導
トリコーナアサナのアジャストメントで膝の保護の仕方をしっかり勉強出来たのが良かったです。実際、特に女性のヨガの経験者の方が、膝をトリコーナアサナで痛める人が多い
そうですが、どのように予防をすれば良いか、具体的に、保護する方法の確認が出来ました。
カマル先生が言われるように肋骨を引き上げることで、立ち姿勢でも尾骨が下がり、腰も保護されるということが分かり、この注意点は、怪我の防止、腰痛の防止について、一石二鳥だと思いました。
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2.入野先生のヨガ式指圧
指圧のポイント、施術のコツを、学ぶことが出来て実践的な知識がつきました。ツボの教科書を見ると、ツボの数の多さや難しい漢字が沢山出てくるので苦手でしたが、この講義を受けて基本となる大事なツボを知り、施術を体感出来て良かったです。入野先生の語り口には、引き込まれるものがありました。
もう少し時間があれば、背骨を見て、どの骨が、頚椎、胸椎、腰椎、仙骨の何番になるのかなど、大まかな目印となる骨の見つけ方を、もっと教えて頂きたかったと思いました。
3.石川先生の笑いの行法
この時のように、1時間ほど笑い続けたのは初めてでした。
一般的に男の方は特に、笑うのが女性ほどうまくないような気がします。笑うのは、こんなにお腹を使うのだなあと実感しました。私には、強烈に印象に残った行法でした。
山本先生のアイヨガでありましたが、顔ジャンケンなど、少し恥ずかしいことをすると、一気に血行が良くなり、頭も活性化するような気がしました。恥ずかしさを感じるのは若い証拠なのかもと思いました。(心臓には、良くなさそうですが。)
4.山本先生のラジャヨガとハタヨガの融合
前屈、反り、捻り、左右傾斜、上虚下実の基本5ポーズについて、それぞれ込められた意味を知ることが出来、身体と心の関係を結びつけて考えるという、ユニークで分かりやすい講義でした。
修正法、反射部位の説明も盛り込まれていて、楽しかったです。
そもそも、何のために健康になるのか(ヨガをするのか)という問題に立ち返り、さらに進んで、幸福とは?真我とは?光とは?このように、単なる肉体次元の健康ではなく、心の持ち方についても考えてしまう、シンプルかつ、奥の深い内容の講義でした。
体の「気付き」が、ハタヨガから、ラジャヨガの始まりという言葉が、特に印象的でした。山本先生の講義や指導は、科学的な裏付けを大切にされているように感じます。
山本ヨガ研究所、という名前からもそのように感じます。理路整然とされています。とは言っても、ただ物事を細かく分析するのではなく、バランス良く偏らないで、つまり、総合ヨガという観点から、「全体を見ておられる」と感じました。
説明のレジュメが、表になっていて、大変見やすかったです。
基本5ポーズ、については、山本先生の著書である「幸福への招待」にも、5つのヨガアーサナが紹介されていましたし、5元素に感謝という言葉を出てきました。「5」という数字に、宇宙と人間を結びつける意味を意識されているのかと思いました。そう言えば、手も5本指、体も5体満足と言います。
音楽との関わりは、呼吸法に関係するお話かとも思いますが、常に新しいテーマを追及される姿勢にも刺激を受けました。
5.堀川先生の神社ヨガ
HPでは、ご主人様と海外での生活経験をお持ちだということでなぜ、日本の古神道である神社をヨガのテーマに?と思っていたのですが、外国の方を相手にされるからこそ、日本をもっと知るべきだ、という考えに至った経緯が良く分かり、納得でした。
太陽や、月、月食など、自然の天体現象にも目をつけられたイベントを企画されているなど、神秘的な感じがいたしました。
祓いの言葉を朗読しましたが、言霊というものを、もう一歩深く考察して、オウムのマントラと言霊の関係などを、もう少し大胆に結び付けて考えても面白いのではないかと思いました。
6.松尾先生の歪みについての講義
日本語には、同音異義語が沢山有りますが(整体、正体、聖体)(整心、正心、聖心)、それぞれの言葉の意味、つまり、肉体から、心、そして、精神的なものへと変わっていく道筋を、楽しい雑談を交えて頂き、リラックスして学ぶことが出来ました。
丁寧なレジュメも用意されて、CDもついていて、短い時間で、濃縮された講義を受けることが出来るような工夫が印象的でした。
心理学や、食事法など、ヨガ周辺分野の専門家のお話などを加えて話され、多方面への見識の深さを感じました。
思考パターン、心掛けや、言葉使いなど、潜在意識の中に潜んでいる自分をコントロールする大切さ?を感じました。
合掌行気法では、音楽を聴きながら、呼吸を介して、体と心を整える業方を体験することが出来て良かったです。分かりやすい説明で、「正体法」というもののイメージが自分なりにですが、少しつかめたような気がいたしました。
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●合宿と指導全体を通して気がついたこと:
宮島の正式参拝は、貴重な経験となりました。初めての経験でした。
個人的には、なかなか出来ないことが体験出来て、思い出になりました。
有志の方との、原爆ドーム、千羽鶴の奉納や、平和記念公園の見学は有意義なものでした。つい、日常では、自分の幸せのことにばかり気になってしまいがちですが、小さな自分という意識を超越して、人類の犯した過ち、これから先の人類の課題について考える時間となりました。原爆資料館では、外国の方が予想以上に多かったです。
宮島の写真の入ったデジタルカメラを、資料館の見学の後に紛失してしまったで残念でしたが、山本先生が慰霊碑の前でお祈りされておられる姿が、写真のように強く記憶に残りました。折り鶴の放火事件など数年前にありましたが、得たいのしれない個人主義こそが敗戦した日本にとって、一番大きな負債になっていると最近特に、
色々な事件を見て思ったりしております。私も身勝手な所あります。
行きの新幹線の中で、「絶望から立ち直る方法を教えて下さい」ダライ・ラマ14世他、ノーベル平和賞受賞者3人の言葉広島平和会議2006年編、を読みました。自分と他人との関係について書かれていました。私には、耳が痛い言葉が沢山書いてありました。
長くなりましたので、そろそろ、まとめてみます。
修正法、ツボ刺激、心、食事、そして、海外の方(カマル氏)との交流など、日本総合ヨガという名前にふさわしい合宿だと思いました。
宮島正式参拝、折り鶴、チベットへの学校設立の寄付など、社会的な貢献という意味でも、意義のある合宿になりました。
先生方をはじめ、参加者の一人一人の方には、気持ち良く接していただき、感謝しております。宿も過ごしやすかったです。色々と融通を利かせて頂き、また、心のこもったおもてなしを頂きました。
皆々様に、感謝しております。どうも有り難うございました。
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